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お宮参りの着物(産着)の着せ方|祝い着・掛け着の下は?誰が買う?

着物

お宮参りの着物の着せ方

お宮参りでは「赤ちゃんに着物を着せるイメージがあるけれど、着せ方がわからない」と頭を抱える新米パパママの声がよく聞かれます。

赤ちゃんが生まれて最初のイベントであるお宮参りを素敵な時間にするために、着物の着せ方や誰が着るのかなどについて調べたことを次のようにまとめて解説します。

着せ方だけではなく誰が着物を用意するのかや値段の相場も紹介するので、参考にしてお宮参りを気持ちよく迎えてくださいね。

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お宮参りの着物|産着・祝い着・掛け着とは?

引用元:pixabay

お宮参りは生後30日前後に神社で祈祷を受ける儀式で、赤ちゃんには兜や鷹・花など華やかな柄が描かれた伝統的な着物を着せます。

▼お宮参り時の赤ちゃんの正装

着物・小物の種類 意味や用途
着物(産着) 子供の健やかな成長に願いを込めた着物
長襦袢 着物に重ねる下着
白羽二重 子供が直接着る着物
(洋服で代用されることが多い)
帽子・よだれかけ 日差しや外気から赤ちゃんの肌を守る
お守り・紐銭 ・お守り
・赤ちゃんへのお祝い(地域差あり)

着物の呼び方は産着(うぶぎ)や祝い着(いわいぎ)・熨斗目(のしめ)・掛け着(かけぎ)などさまざまですが、すべて同じものです。

購入や手持ちの衣装を確認する際は、足りない小物がないか確認してくださいね。

お宮参りの産着は誰が着る?

お宮参りで産着を着せるといっても、赤ちゃんの袖に通して着付けるわけではなく、赤ちゃんを抱っこした人の上から、包み込むように羽織らせます。

誰が赤ちゃんを抱くのか(誰が産着を着るのか)について一概に決まりはありませんが、昔は産後間もない母親の負担を減らす意味もあり、祖母が一般的とされていました。

しかし近年お宮参りを生後30日より後にずらしておこなう家族も増え、その分だけ赤ちゃんは大きくなり祈祷中の数十分抱っこし続けるのは力のいることです。

祖母の肩や腰に負担がかかること、母親の体力が回復していることから、母親や父親が抱くケースも増えています。

家族の状況に合わせて柔軟に考えるといいでしょう。

お宮参りの着物(産着)の着せ方&掛け方

お宮参りの着物は、抱っこした赤ちゃんの上から掛け、縫い付けられている紐で結びます。

▼お宮参りの産着の着せ方

  1. 着物と長襦袢を重ねる
  2. 着物の柄が綺麗に見えるように、身ごろを広げる
  3. 着物・長襦袢の紐を重ね、衿の内側から袖口へ通す(右側は右へ、左側は左へ)
  4. 赤ちゃんに帽子とよだれかけをつけて抱く
  5. 前から産着を羽織らせ、抱いた大人の背中部分で紐を蝶結びにする
  6. 涎掛けを産着の外に出す

赤ちゃんを前向きに抱っこできると顔が見えていいですが、首の据わり方や赤ちゃんが好む姿勢を優先しましょう。

 

 

産着の掛け方に男女差や左右の決まりはないので、楽な方の手で抱っこしてあげてくださいね。

産着の下は何を着る?

産着の下には「白羽二重(しろはぶたえ)」をいう白い着物を着るのが正式なスタイルとされていますが、最近では着せやすさと抱きやすさを考え、洋服を選ばれることが多くなっています。

▼産着の下に着られるもの

  • 白羽二重
  • ロンパース
  • ベビードレス

お宮参りの祈祷中は産着に包まれていて見えないので何を着せても構いませんが、肌着のみで出かけるのは避けましょう。

祈祷の前後は産着を外すことが多いので、ファッションスタイルとして好ましくないだけでなく、赤ちゃんの体が冷えてしまいます。

着物に紐がない場合は?

着物や長襦袢には紐が縫い付けられているのが一般的ですが、ない場合は別途用意しなければなりません。

結びやすく着物をしっかり支えられるように、幅8cm前後×長さ2m程度の柔らかい紐が望ましいです。

「宮参り紐」として販売されているものもあるので、そちらを活用するといいでしょう。

引用元:楽天市場 – 小粋たいむ お宮参り紐【男児用・女児用・日本製】

着物と同じ正絹素材なので違和感なくマッチし、両端の刺繍が華やかさと高級感を演出します。

参考価格 5,500円
購入サイト https://item.rakuten.co.jp/

使い方は付属の紐と同様、袖に通して背中で結ぶだけなので簡単ですよ。

長襦袢なしでも大丈夫?

お宮参りの産着には長襦袢を重ねるのが好ましいですが、なくてもマナー違反ではありません。

▼長襦袢があるメリット

  • 着物にハリが出て柄が見えやすい
  • 重みが出るため風が吹いても袖が舞い上がりにくい
  • 長襦袢の袖に刺繍が入っている場合、見た目がかわいい
  • 寒い時期は防寒になる

長襦袢がある方が重みが出てしっかりした印象になりますが、基本的に見えない部分なので慌てて買い足す必要はありません。

特に夏場は長襦袢を重ねると暑すぎる可能性もあるので、気候や状況を加味して検討してくださいね。

お宮参りの紐銭の付け方

お宮参りの着物に紐銭を付ける場合、お守りと一緒に産着の紐に通します。

紐銭は「一生お金に困りませんように」という願いを込めて、親戚や友人から赤ちゃんへのお祝い金です。関西を中心とした風習です。

▼紐銭の付け方

  1. 頂いた金封に紐が通る程度の穴を空ける
  2. 紐を通して結ぶ(産着の紐が通るよう10cm程度の輪にする)
  3. 産着の紐に通して着付ける

金封に通す紐は、強い麻紐もしくは紅白や金銀の水引を使うといいでしょう。

また、金封の紐を輪にして通すのではなく、産着の紐に直接結びつけても構いません。

お宮参りの着物の畳み方

お宮参りに出かける際着物は畳んで持っていき、神社についてから掛ける方が赤ちゃんも大人も負担が少なく、産着が汚れるのも防げます。

▼着物(産着)の畳み方

  1. 着物と長襦袢を重ねる
  2. 右側の身ごろ(下前)を縫い目に合わせて畳む
  3. 紐を折り返して伸ばす
  4. 反対側も同様に畳む
  5. 左右の紐を重ねて折り畳む
  6. 左⇒右の順で袖を畳む
  7. 裾を3等分に畳む(箱に合わせて半分でもOK)

とても簡単なので、保管時やレンタル着物の返却時にも活用してくださいね。

お宮参りの着物(産着)の値段相場

引用元:pixabay

お宮参りの着物は、呉服店のほかベビー服の量販店・インターネット通販などで購入できるほか、手軽なレンタルも数多く用意されています。

値段相場は数千円~数十万円と幅広いので、自分たちに合う質・価格帯の着物を探しましょう。

▼お宮参りの着物の購入方法・値段相場

手配方法 値段の相場
購入 呉服店 3万円~30万円
インターネット 2万円~10万円
ベビー服量販店 数千円~5万円
レンタル 数千円~5万円

お宮参りの産着に限らず着物の金額は素材や作家によってかなり幅広いですが、一般的に呉服店には良質で高価な衣装が用意されています。

ベビー服量販店やインターネットでは比較的リーズナブルに購入できるので、柄や素材を吟味しながら好みの1着を探すのもいいでしょう。

衣装屋・写真スタジオ・インターネットなどでレンタルもたくさん用意されているので、何度も着られない着物に予算をかけたくない人や、写真撮影と合わせて便利に利用したい人にもおすすめです。

お宮参りの着物は誰が買う?

地域によって差はありますが、一般的にお宮参りの着物は母方の祖父母が用意するものとされてきました。

しかし最近では、父方の祖父母や両親が用意する・自分たちの好みで選びたいからと両親が買う・もしくはレンタルを利用するなど、家族によってさまざまなパターンがあります。

それぞれが「用意したい」と考えている場合もあるので、誰が買うのか家族間で気持ちを共有してくださいね。

【Q&A】お宮参りの着物に関する質問

引用元:pixabay

お宮参りの産着については、着せ方以外にも次のような疑問を抱く人が多いようです。

それぞれ解説しますので、不安の解消に役立ててくださいね。

お宮参りの着物(産着)の選び方は?

お宮参りの産着を選ぶ際は、柄はもちろんのこと生地の素材や加工にも注目して選ぶといいでしょう。

着物に描かれる柄には、それぞれ意味がありますよ。

▼【男女別】代表的な産着の柄に込められた意味

性別 意味
男の子 ・鷹の眼光にちなみ:先を見通せるように
・鋭い爪にちなみ:幸運をしっかり掴めるように
・災いから守られるように
・立派な人になるように
出世や飛躍を願う
困難を乗り越えられるように
打出の小槌 ・長いが叶うように
・一生お金やモノに困らないように
男女共通 重ね熨斗 ・人とのご縁が繋がるように
・頂いた祝福を分かち合えるように
・末広がりの形にちなみ:繁栄への願い
・扇の要にちなみ:要(中心)の人物になれるように
松竹梅 ・清廉潔白、節操を守る
・忍耐力、生命の誕生、長寿の象徴
女の子 ・丸い形にちなみ:丸々と健やかに育つように
・おもちゃの役割から:子供が寂しくないように
御所車
花車
豊かで美しく生きられるように
邪気を払い、縁起のいいものを引き寄せる
牡丹
芍薬
美しく品のいい女性に育つように

柄の好みや意味だけでなく、着物の生地に注目した選び方も大切です。

▼生地の違いと加工例

正絹 ・着物に最もよく使われる素材
・高級で生地に重みがある
ポリエステル ・軽くしわになりにくい
・比較的安価
・安価なものは安っぽく見える
絽(ろ) ・夏用の薄い着物素材
加工例 ・地紋:着物全体に入った織りの模様
・刺繍:糸で模様や柄を縫い描いたもの
・絞り:布をつまんで染めた加工

加工が多く施された着物には高級感があり一目で上質だとわかるので、柄にも素材にも注目して着物を選んでくださいね。

お宮参りの着物は西松屋でもいい?

西松屋のようなベビー服量販店の中にも、お宮参りの着物を扱っている店舗があります。

リーズナブルに必要なグッズを揃えられますが、呉服店であつらえる着物と比較すると着物の素材や加工に高級感はなく、見た目でも違いがわかるかもしれません。

「高い物でなくても華やかに装えればいい」「せっかくならしっかりした作りの衣装を揃えたい」など家族によって考え方はさまざまなので、吟味して検討してください。

お宮参りの着物で授乳する方法とは?

ミルクを飲めない赤ちゃんの場合、お宮参りで母親も着物を着ると「授乳できないのでは」と不安になる人も多いですが、飲ませる方法があるので知っておくといいでしょう。

▼着物で授乳する方法

  • 身八つ口(脇の布が縫われていない部分)から授乳:帯からおはしょりを引き出すと出てくる身八つ口から授乳(肌着も切っておくこと)
  • 衿元を空けて授乳:着崩れるので自分で着付けできる場合に限る

授乳後は帯の下からおはしょりを引っ張って治せるので、着付けができない人は身八つ口からの授乳方法を練習しておく方が現実的ですね。

まとめ

お宮参りの赤ちゃんの着物について、着せ方や選び方を解説してきました。

  • お宮参りの着物は産着や掛け着・祝い着と呼ぶ
  • 抱っこした大人を包むように羽織らせる
  • 赤ちゃんを抱く人の決まりはないので状況に合わせて決めるといい
  • 着物を広げ紐を袖に通して大人の背で結ぶ
  • 購入金額の相場は数万~数十万円と幅広い
  • レンタルの利用も増えている

お宮参りの着物は着せるのが難しそうに思われることもありますが、赤ちゃんに着せるわけではなく羽織らせて包むだけなのでとても簡単です。

誰が着るのか・誰が買うのかなどに細かい決まりはないので、家族で話し合って検討してください。

赤ちゃんにとって初めての大きなイベントなので、素敵な晴れ着に身を包み、みんなで明るくお祝いしてくださいね。

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