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七五三の袴|男の子は何歳?5歳?裾上げのやり方&着物小物も

着物

七五三の袴

七五三の袴姿は男の子を持つ親の楽しみですが、いざとなると「何歳で?」「小物は何を用意すれば?」「そもそもどこで買う?」とわからないことが出てくるものです。

中にはサイズが大きいお下がりを前に「裾上げさえできれば…」と頭を抱える人もいるかもしれませんね。

そこで七五三の袴を着る年齢や必要なアイテム、どこで用意できるかについて次のようにまとめます。

購入よりリーズナブルで便利な方法を探している人のために、レンタルの相場も紹介しますね。

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七五三は男の子の場合何歳?5歳だけ?

引用元:Pexels

七五三を男の子は何歳でお祝いするのか悩む声はよく聞かれますが、5歳が一般的です。

また袴を着るのは元となった儀式に由来します。

▼5歳で袴を着て七五三祝いをする理由

それまで紐で留めて着物を着ていた子供が、はじめて袴を履く「袴着の儀」に由来します。幼児から少年への仲間入りを祝い、今後の健やかな成長を祈ります。

最近では男の子も3歳でも七五三を祝うケースが増えています。

3歳で袴を着てもいいですが、着物に被布を重ねるスタイルも可愛らしく、七五三の意味合いからもふさわしい装いです。

家族の考えや子供の成長度合いをよく見て検討してください。

七五三5歳の袴&着物に必要なもの

引用元:pixabay

七五三の5歳で和服を着せる場合、袴と着物のほかにも必要なものがあります。

▼5歳の袴着付けに必要なもの

アイテム 詳細・使い方
着物 子供用の着物
※子供の丈に合わせて裾や袖を上げる
子供用の袴
※長すぎる場合は裾上げをする
羽織り 着物の上に着る
羽織り紐 羽織りの前につけるふさ
※はだけ防止兼飾り
長襦袢 着物の下に着る
※半衿付きのものを準備
足袋・肌着 和装用の白い肌着
※首元がしっかり開いた洋服用の肌着でも可
※靴下タイプの足袋が便利
腰紐 長襦袢や着物を留める
※2~3本
角帯 着物の着付けに使用
草履 和装用の白い草履

予め紐が付いた長襦袢や着物もあり、その場合腰紐を使わなくても着付けられる可能性があります。

羽織袴に合わせる小物とは?

七五三で5歳の男の子に羽織袴を着せる場合、この時ならではの伝統的な装飾小物があるので忘れずに準備しましょう。

▼七五三の羽織袴に必要な装飾小物

アイテム 詳細・使い方
懐剣 袋に入った護身用の短剣
※袴と帯の間に差し込む
お守り 魔除け・服を呼び込むためのお守り
※左腰にくるように、袴紐に通す
扇子(末広) 白い扇子
※懐剣と一緒に袴と帯の間に差し込む

着物と袴を購入しても懐剣やお守りは別売りのケースもあるので、すべて揃っているかどうか必ず確認してください。

七五三の袴はどこで買う?レンタルする?

引用元:Pexels

七五三の袴をどこで買うか、もしくはレンタルの方が便利なのかと悩む人のために、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。

価格の相場も紹介するので、予算やライフスタイルに合う方法を検討してくださいね。

購入する場合

袴を購入すると、着るタイミングや回数の融通が利く点が大きなメリットです。

▼袴購入のメリット・デメリット

メリット ・新品を着られる
・着るタイミングが自由
・何度も着られる
・兄弟や親戚間でお下がりできる
デメリット ・レンタルより高価
・手入れや保管の必要がある

兄弟や親族に男の子が多い場合、家族で引き継いでいくのもいいですね。

「購入したいけれど予算が心配」という人は、呉服店のほかにも比較的安価で販売されているネットショップも候補に入れて検討するといいですよ。

▼呉服店とネットショップの価格相場とメリット・デメリット

呉服店 ネットショップ
価格相場
※フルセット
2~10万円程度 1~3万円程度
メリット ・目の前で実物を見られる
・アドバイスを聞ける
・サイズを測ってもらえる
・比較的安価
・気楽に検討できる
デメリット 高価 届くまで実物を
見られない

呉服店ではプロの接客を受けられる安心感は魅力的ですが、「絶対購入しなければならないのでは…」と緊張する声も多く聞かれます。

気軽に悩みたい人は、ネットショップから検討を始めるのもひとつの手でしょう。

いろいろ検討して、好みの色柄を見つけてくださいね。

レンタルする場合

七五三用の袴をレンタルすると、準備や手入れの必要がないので非常に手軽です。

▼袴レンタルの価格とメリット・デメリット

価格相場 2~5万円程度
※衣装の種類による
※写真スタジオの場合写真撮影必須の場合も
メリット ・準備が楽
・手入れや保管の必要がない
・安価
デメリット ・日程、回数の変更が難しい
・時期によっては着数が少ない
・時期によって金額変動の場合も

袴をレンタルで準備すると、小物もすべてフルセットになっていたり、各自で準備が必要なものもあらかじめ教えてもらえるので安心です。

写真館では早めに予約してオフシーズンのうちに前撮りすれば、着物価格が大幅に割引される場合もあるので、早めに調べるといいでしょう。

七五三の袴の裾上げのやり方|長い時は?

七五三の袴が長い時は、裾上げではなく着付けのやり方次第で多少の調節が可能です。

▼裾を上げる着付けの方法

角帯の結び目を立てる 立てた角帯の上に袴をのせる
⇒盛り上がった着付けになり
後の裾が上がる
前を折り返して着付ける 紐を折り返して着付ける
⇒前の裾が上がる
※裏やタグなどが見える場合は
別の紐や飾りで隠す

着付け方で解決しないほど長い時は、裾を縫い上げてもいいでしょう。

▼縫って裾上げするやり方

  1. 腰部分を表に山折り⇒谷折りする
  2. 紐の下側と袴のひだ部分をまつり縫いする
  3. 裏側もまつり縫いして形を整える
  4. 前・後ろの両側で同様に縫い上げる

袴の裾を折り上げて縫うと厚みがでてひだが美しく出ないので、腰で縫い上げてください。

まとめ

七五三で袴を着せる年齢や必要なものについて解説してきました。

  • 七五三で袴を着るのは5歳の男の子
  • 着物・袴・羽織りのほか帯や紐が必要
  • 装飾に懐剣・お守り・扇子が必要
  • 比較的安く購入できるのはネット
  • レンタルは準備が楽で便利
  • 裾は着付けで調節するか腰で縫い上げる

着物と袴のほかに飾り紐付きの羽織りや懐剣などの装飾品も必要なので、 お下がりがある人も足りない小物がないか事前にチェックしましょう。

これから準備するなら、呉服店やネットショップでの購入に加えてレンタルも視野に入れて検討するといいかもしれません。

大切なお祝いを、お気に入りの衣装で迎えてくださいね。

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