茶道具の高価買取ランキング5選｜お稽古用や裏千家の買取相場は？

茶道具は価値の見極めが難しい品物なので、買取を依頼する先はランキングで上位に入るような実績がある業者を利用しましょう。

しかし茶道具のような骨董品は相場がわかりにくいうえ会社によって得意分野も異なるので、信頼できる複数の業者で相見積もりを取るのがおすすめです。

そこでこの記事では茶道具買取のおすすめ業者を紹介し、裏千家作品の相場やお稽古用の道具でも査定可能かを次のようにまとめます。

茶道具を査定に出すか処分するかの悩みを解決するので、大事なアイテムの行き先を検討してください。

茶道具の買取ランキング【比較表】

引用元：Pexels

お茶道具の買取をおこなう業者はたくさんありますが、それぞれ特徴や査定方法は異なるので依頼前には比較検討しなければなりません。

そこで茶道具を売りたい人の判断材料になるよう、ランキング上位の業者を5社ピックアップして紹介します。

▼【比較表】茶道具買取のおすすめ店舗ランキング

それぞれに異なる強みを持つ業者なので、自分に合う会社を探してくださいね。

茶道具の買取業者おすすめ5選！口コミで評判の業者

茶道具を買取している業者の中でも、豊富な実績があったり高額買取を期待できたりするおすすめの5社を紹介します。

バイセル｜買取実績3,700万点以上で実績豊富

引用元：バイセル公式-高価買取なら上場企業のバイセルへ

バイセルは累計3,700万点以上と抜群の買取実績があるため、商品知識やノウハウも豊富です。

さらに「お客様第一主義」の企業理念に基づききめ細かいサポート体制を整え、クーリングオフ制度にも対応しています。

買取方法も出張・店頭・宅配と柔軟に対応していますが、自宅で査定する出張買取に不安を感じる人は一定数いるもの。

バイセルでは訪問前の確認や完了後のサポート電話もあるので、初めて利用する人も安心して任せられると評判です。

バイセルの公式サイトはこちら

福ちゃん｜豊富な販路で高額買取可能

引用元：茶道具買取【高く売るなら】福ちゃんにお任せください

福ちゃんは買取実績が多く豊富な知識を保有しているだけでなく、販路の拡大にも力を入れています。

独自の販路を確立することで買取可能な品目が増え、さらに高額査定にもつなげている点が大きな魅力。

茶碗や急須だけでなく香炉や茶杓のような比較的数が少ないものも、豊富なノウハウと販路によって納得の買取につながります。

他社で買取不可となったアイテムに思いがけない金額が提示される可能性もあるかもしれませんよ。

福ちゃんの公式サイトはこちら

八光堂｜茶道具鑑定のスペシャリストが多数在籍

引用元：骨董品 買取り八光堂-茶道具買取

八光堂は茶道具をはじめとする骨董品・美術品専門の買取業者です。

創業40年以上の歴史があり、さらに親会社が東証グロース上場の大手企業であるため販路やノウハウも充実。

在籍する鑑定士は茶道具や骨董品が豊富なだけでなく、バリューデザイナーとしてアイテムが持つ背景や顧客の生涯にも寄り添うことを目指しています。

貴重な茶道具を丁寧に扱い顧客の心にも親身になってくれるので、安心して任せられますよ。

八光堂の公式サイトはこちら

獏（ばく）｜絵画や美術品が特に強み

引用元：骨董品・美術品・絵画買取なら獏

獏は茶道具をはじめとする骨董品に加え、絵画や美術品の買取を得意としています。

そのため茶道具と合わせて保管されていることが多い、掛け軸や日本の工芸品のような茶会用品もまとめて査定したい際の強い味方です。

作者がわからない・価値が不明なものでも正しく見極められる、確かな鑑定眼を持つ査定員が多数在籍。

お茶の歴史や文化にも詳しいため説明にも納得でき、思っていた以上の価格になったと喜びの声も集まっています。

日晃堂｜骨董品に特化した買取業者

引用元：骨董美術品買取の日晃堂-【茶道具買取】長年の経験による確かな査定なら

骨董品専門の買取業者である日晃堂は茶道具に関するノウハウも十分に持ち合わせており、積極的に取引されています。

日本の茶の湯用道具に限らず、中国の煎茶用道具の査定・買取も可能です。

また鑑定士による直接の査定だけでなく、オペレーターによる電話相談も得意としている点も特徴の一つ。

家を整理して見つかったものに価値があるのかわからず、査定を依頼するかどうかを迷っている人は、まず電話で問い合わせてみてもいいでしょう。

日晃堂の公式サイトはこちら

茶道具の買取店の選び方

引用元：Pexels

茶道具は品目が幅広く、作家や年代・状態によって価値が大きく変わるため、買取店選びは非常に重要です。

信頼して任せられる業者を探す際は、次の三つのポイントをしっかり確認しましょう。

本来の価値より安く買い叩かれることがないよう、良い業者と出会って賢く茶道具を手放しましょう。

①目利きの鑑定士が在籍しているか

茶道具の価値を見極めるには知識と経験が不可欠なので、買取店を選ぶ際には茶道具の鑑定に精通した専門の鑑定士が在籍しているかの確認が重要です。

経験豊富な鑑定士は茶道具の種類・作家・年代・状態などを的確に判断し、適切な査定額を提示してくれるでしょう。

鑑定士個人のスキルだけでなく業者自体の実績も重要です。

創業からの歴史はどれくらいか、専門知識が必要な人間国宝や著名な作家の作品の買取実績があるかなども、ホームページで確認してみましょう。

鑑定士のスキルを見極める方法

鑑定士のスキルを見極めるために、次のようなポイントをチェックしましょう。

特に公式サイトに古物商許可番号が表記されているかどうかは非常に重要です。

古物商業者がインターネットを利用して取引をおこなう場合、許可を受けた「公安委員会名・許可証番号・氏名又は名称」の表記が義務付けられています。（参考）：警視庁-古物商許可申請をされる方へ

たとえ立派なホームページでたくさんの実績が記載されていても、許可番号の記載がない場合は依頼を控えるほうがいいでしょう。

②茶道具の買取実績は豊富か

茶道具の買取実績が豊富かどうかは、買取業者を選ぶ際の重要な判断材料です。

買取実績が多いほど茶道具に対する知識があり、市場のニーズや相場の動向にも精通しているため、より正確な査定額を期待できます。

ホームページで買取実績を公開しているかどうか、またその規模を確認しましょう。

③送料などの手数料は無料か

不用品買取を利用する際、各種手数料が無料かどうかは必ずチェックしましょう。

デリケートなアイテムが多い茶道具の場合、自分で運ぶ手間が省ける出張や宅配を利用する人も多いでしょう。

出張費や宅配時の送料・梱包材を無料で用意してくれるかどうかも確認してください。

茶道具の買取相場｜価格はいくらくらい？

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茶道具は種類が多くそれぞれに作家・年代・素材・状態が異なるため、買取相場は非常に幅広く一概には言いにくいものです。

正確な茶道具の買取価格は査定しなければ分かりませんが、一般的な目安を紹介するので参考にしてください。

▼茶道具の買取相場

人間国宝作品のような希少価値が高いアイテムには、これ以上の価格が提示されるケースもあります。

「買取業者おすすめ5選」で紹介した業者はすべて手数料無料で査定してくれるので、作者や年代が不明な品物が手元にある場合はまず相談してみるといいでしょう。

茶釜の買取相場は？

茶釜は買取相場が数千円～数百万円と非常に幅広く、時代によってニーズも変わりやすいため価値の見極めが難しいアイテムです。

鑑定書がある・作家の名前が記載された共箱があるなどの場合は高額査定につながるかもしれません。

気になる人は一度業者に相談してみましょう。

高価買取が期待できる茶道具の特徴

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茶道具の中でも特に次のような特徴の作品は、高価買取を期待できます。

自分の茶道具がどれくらい高価買取できる可能性があるのか、事前にチェックしておきましょう。

有名作家が手がけた茶道具

茶道具の中でも特に高く買取されるのは、著名な作家による作品です。

中でも人間国宝の作品は価値が高くコレクターの中でも人気があるため、驚くほどの査定額になるケースもあります。

同じ作家の作品でも作られた年代や品物の状態によって、価格は大きく変動します。

作家の名前が記された共箱や袱紗がある場合は、一度プロの目で鑑定してもらうといいでしょう。

希少性が高い茶道具

作られた年代が古く残存数が少ないもの・制作数が少ないもの・珍しい素材や技法で作られたものなどは、希少価値が高く高価買取が期待できます。

▼希少価値が高い茶道具の例

茶釜は残っているもののほとんどが京釜で、鎌倉から室町時代に作られた芦屋釜や天命釜は非常に希少価値が高いです。

そのほか有名産地や特定の窯元でしか作られない作品は、高額で取引される可能性があります。

裏千家の茶道具は高額買取できる？

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茶道具の中でも裏千家を含む三千家の茶人による作品は、歴史的にも価値が高いものが多く高額買取が期待できます。

三千家の家元や著名な茶人が使用していた茶道具のほか、千家十職と呼ばれる名工が制作した作品も高額になる可能性があります。

しかし裏千家だからといって必ず高額買取されるとは限らず、状態や付属品なども含めて総合的に判断されることを理解しておきましょう。

お稽古用の茶道具は買取できる？

お茶会用の高級な茶道具だけでなく、お稽古用のアイテムでも状態によっては買取が可能です。

ただしお茶会用の作品と比べると、買取価格は低くなる傾向があります。

一つでは価格がつかない品物でも複数まとめると買取可能となるケースもあるので、査定に出す前にしっかり整理しましょう。

茶道具の高価買取のコツ

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茶道具を高価買取してもらうためには、次のようなコツを意識して査定の準備をしてください。

査定の出し方で査定額が変動する可能性があるので、作品が正しい価値で取引されるように注意しましょう。

箱などの付属品はまとめて出す

茶道具に共箱や仕覆(道具を入れる袋)・鑑定書などの付属品がある場合、必ず添えて査定に出してください。

箱や仕覆にも価値があることはもちろんですが、共箱には作者の名前や作品の題名が記載されいて、真贋の証明にもなるからです。

付属品は必ず揃えて査定に臨みましょう。

劣化する前に早く査定に出す

茶道具は経年劣化によって価値が下がる可能性があるため、手放すと決めたならなるべく早く査定に出すことをおすすめします。

古い作品や繊細な素材で作られたものは劣化しやすいので、状態を保つために保管方法にも注意するといいでしょう。

▼状態を保つための保管方法

保管方法を誤ると破損やカビの原因になりかねないので、良い状態を保ってなるべく早めに査定に出しましょう。

複数業者に査定依頼をする

茶道具に限らず不用品を買取に出す際は、複数の業者で査定を受けるといいでしょう。

より高い買取価格を提示してくれる業者を見つけられるだけでなく、比較することで相場の把握にもつながります。

より良い条件で引き取ってくれる業者を見極めるためにも、いくつかの店で相見積もりを取って依頼先を検討してください。

【まとめ】茶道具は処分するより買取がお得

茶道具を買取に出す際の業者の選び方や高値で売れる作品について解説してきました。

▼【比較表】茶道具買取のおすすめ店舗ランキング

茶道具は古くから伝わる伝統工芸品で高額で取引されるものもあるため、不要になった場合は処分する前に買取業者の査定を受けることをおすすめします。

ただし査定には正しい知識と経験が必要なので、実績豊富で信頼できる業者選びが必要不可欠。

実績のある鑑定士が在籍しているかや買取方法・手数料に注目して業者を選び、なるべく複数社で見積もりを取りましょう。

歴史が詰まった茶道具の価値を正しく見極め大事に扱ってくれるような、信頼できる業者と出会ってくださいね。

▼参考にしたページ一覧
（参考）：警視庁-古物商許可申請をされる方へ