PR

結婚式の着物親族は振袖or留袖?友人は嫌がられる?柄のタブーも

着物

結婚式の着物で親族は振袖?

結婚式に着物で参列する場合、親族は留袖(黒・色)・振袖・訪問着のいずれか、友人は振袖・訪問着・色無地のどれかを選びましょう。

しかしその中でも年齢や立場によってふさわしい着物があり、色柄によってはタブーだと嫌がられる恐れもあるので注意が必要です。

そこで結婚式で着る着物の種類と選び方や、嫌がられない着こなしのマナーについてまとめて解説します。

母親はなぜ着物を着るのかや、30代未婚女性ならではの悩み、男性が着物を着てもいいかについても解説するので、参考にしてくださいね。

着物を高く売りたい人必見!

・おばあちゃんから着物を譲り受けたけど着ることがない
・引っ越しを機に着物や骨董品を処分したい
・有名ブランドの着物を適正価格で売りたい

など、処分しようと思っても
どこに持っていけば良いのか分からないですよね?

しかもネットで検索しても、
「どこが信頼できる業者か分からない!」
と思いませんか?

そんなあなたには、福ちゃんがピッタリ。

最短1分の簡単ウェブ査定に申し込むだけで

・自社オークションがあるから高額買取が可能
・プロの査定員による適正価格での査定
・買取実績800万点以上だから安心

また、出張査定・宅配料すべて無料で、
しかも、査定額に納得できない場合は全て返品可能。

まずは無料で着物査定をしてみませんか?

【結婚式の着物】親族の色や種類

結婚式に着物で親族が列席する場合、次の中から自分の立場にふさわしい種類と色柄を選びましょう。

それぞれどんな人が着るものかと選び方のポイントを解説するので、確認して衣裳選びに役立ててください。

黒留袖

引用元:きもの365 – 関芳 黒留袖 No.CA-1378

結婚式で黒留袖を着るのは、親族の中でも新郎新婦にごく近しい間柄の女性です。

▼留袖を着る人と選び方のポイント

着る人 ・母親、祖母、おば、姉妹 など
・既婚女性に限る
選び方 ・五つ紋を入れる
・母親は華やかで縁起のいい柄を選ぶ
・若い人は華やかで柄の面性が広くてOK
・祖母や母親より年配の親族は
すっきりした控えめな柄がベター

結婚式で母親が着物にする場合は、必ず第一礼装である黒留袖を着用します。

ほかの親族は母親より格が高くなってはいけません。母親がワンピースのようなセミフォーマルスタイルなら、親族が黒留袖を着るのはタブーとなるので注意しましょう。

黒留袖は一見地味に感じるかもしれませんが、裾の柄によって印象は大きく変わります。

姉妹のように若く新郎新婦との関係が濃い人は、たくさん柄が描かれた華やかな着物を選ぶといいですね。

色留袖

引用元:京都着物レンタル夢館 – 色留袖:E248 ジャパンスタイル クリーム 華紋に鳳凰

結婚式に参列する人の装いの中で色留袖は黒留袖に次いで格が高い衣装で、着用できるのは母親以外の親族です。

▼色留袖を着る人と選び方のポイント

着る人 ・祖母、おば、姉妹 いとこなど
・未婚、既婚は問わない
選び方 ・五つ紋なら第一礼装、三つ紋なら準礼装となる
・若い世代は柄の大きいものを選んでもOK
・柄が裾に集まったものは年配者向け
・淡い季節感のある色を選ぶといい

本来色留袖も既婚女性用の着物でしたが、最近では未婚女性が着用してもいいと考えられるようになりました。

姉妹やいとこ、比較的若い世代のおばなどに黒ではなく色留袖を選ぶ人が多いですが、40代50代のミセスが着ても構いません。

グレーや薄緑など、落ち着いた色味を選んでくださいね。

振袖

引用元:pixabay

結婚式に未婚の若い親族が出席する際は、振袖で華やかに装うといいでしょう。

▼振袖を着る人と選び方のポイント

着る人 ・姉妹、いとこ など
・未婚女性に限る
・新郎新婦より年下もしくは30歳程度まで
選び方 ・華やかで縁起のいい柄を選ぶ
・白は花嫁の色なので避ける
・新婦の衣装の色がわかるなら同じ色は避ける

振袖は未婚女性の第一礼装で華やかな着物なので、姉妹やいとこが着ると会場が明るくなります。

ただし若い女性が着る印象が強い着物なので、未婚であっても30代後半以上の親族は色留袖や訪問着にする方がおすすめです。

訪問着

引用元:Amazon – 本加工友禅 水色地 菊 桜 桔梗 牡丹 笹模様 正絹 仮絵羽 訪問着 和装 着物 No.5-0048

結婚式に参列する家族以外の親族女性には、色柄のバリエーションが豊富で格が高すぎない訪問着もおすすめです。

▼訪問着を着る人と選び方のポイント

着る人 ・おば、姉妹、いとこ など
・未婚、既婚は問わない
選び方 ・明るめの色を選ぶ
・花や古典柄など縁起のいい柄が〇

訪問着は未婚・既婚を問わず着られるので、姉や新婦より年上のいとこ・血縁の遠い親族などにぴったりの着物です。

色柄のバリエーションは豊富ですが、奇抜でカジュアルなデザインのものより上品でおめでたい印象の着物を選ぶように注意しましょう。

訪問着は肩や袖のような上半身にも柄がある分、色が落ち着いていても明るく華やかな印象を与えますよ。

【結婚式の着物】友人の色や種類

「結婚式に着物で出席したいけれど、友人の場合は何を着ればいい?」と悩んでいる人は、年齢や未婚・既婚によって次の中から選ぶといいでしょう。

誤った着物を選ぶと恥をかく恐れがあるので、自分の年齢や状況と照らし合わせてふさわしい装いを探してくださいね。

振袖

引用元:pixabay

結婚式に振袖で参列すると会場が華やいで喜ばれるので、未婚女性はぜひ検討してください。

▼友人で振袖を着る人と選び方のポイント

着る人 ・未婚女性に限る
・30代前半あたりまで
選び方 ・黒は親族の留袖と重なるので避ける
・白は花嫁の色なので避ける
・奇抜過ぎる色柄はNG
・新婦の衣装の色がわかるなら同じ色は避ける

振袖は未婚女性用の着物なので、20代前半のように若い世代でも既婚者であれば避ける方がいいでしょう。

いっぽうで友人が振袖を着ると会場が華やぐだけでなく、新婦が若い印象を与えられる利点もあります。

未婚であれば30代前半でも振袖を着ると喜ばれることがあるので、小花や古典柄が描かれたもので上品に着こなすといいでしょう。

訪問着

引用元:Amazon – [マーメイド おおきに] [アッシュエル] 訪問着 洗える訪問着/袋帯/帯締め/帯揚げ 4点セット

友人の結婚式に参列する場合、訪問着なら未婚・既婚や年齢を問わず着られるので幅広い世代の女性におすすめです。

▼友人で訪問着を着る人と選び方のポイント

着る人 ・未婚、既婚を問わない
・年齢を問わない
・未婚で新婦より年上の友人にもおすすめ
選び方 ・明るめで華やかな柄を選ぶといい
・黒、白は親族や花嫁の着物と重なるので避ける
・奇抜過ぎる色柄はNG
・袋帯を合わせる

未婚でも新婦より年上で振袖を着るのに抵抗がある人は、袖が短く上半身にも柄がある訪問着を選ぶといいでしょう。

訪問着は名古屋帯を合わせたカジュアルな着こなしもできますが、結婚式には金銀を使って織られた袋帯を合わせてくださいね。

色無地

引用元:きもの365 – 色無地 No.BA-0072

結婚式に落ち着いた着物姿で出席したい人には色無地がおすすめですが、仕立てや着こなしによって格が変わるので注意しましょう。

▼友人で色無地を着る人と選び方のポイント

着る人 ・未婚、既婚を問わない
・年齢を問わない
・年配女性にもおすすめ
選び方 ・一つ紋付が最適
・正絹素材で地紋入りの上質の着物が〇
・黒や暗い色は避ける
・袋帯を合わせる

色無地は着る人やシチュエーションを問わない汎用性の高い着物ですが、結婚式には格調高い袋帯を合わせてフォーマルに装います。

柄がない分寂しく感じる場合は、胸元に金や明るい色の重ね衿を入れて華やかさをプラスするといいですね。

色合いはピンクや水色・クリーム色のような淡めで明るい色がおすすめですよ。

結婚式の着物の柄でタブーなのは?

引用元:着物レンタルあき – 振袖(白・桜)

結婚式で着物を着る場合、次のような色柄はタブーという考えもあるので慎重に選ばなければなりません。

▼結婚式ではタブーとされる着物の色柄

桜単体 ・「散る」イメージがある
・桜吹雪は要注意
蝶単体 ・浮気を意味する
・蝶のみが描かれたものは要注意
季節が
外れた柄
・夏に雪
・春に紅葉 など
・親族の留袖と重なる
・柄が少ないと弔事のイメージもある
・花嫁衣裳と思わせる
・白地が多いものは要注意

門出を思わせ縁起の良さを感じる桜ですが、「散る」イメージの強さからお祝い事には向かない柄とされています。

ただし桜や蝶がメインではなく、ほかの柄と一緒に描かれている分にはそれほど神経質になる必要はありません。

結婚式に限らず、あまりにも季節感のない柄も選ばないように注意してくださいねl

結婚式の着物は嫌がられる?

引用元:Pexels

結婚式で着物を着ると喜ばれるという考えが一般的でしたが、嫌がられた経験を持つ人がいるのも事実です。

このたび、学生時代の同級生が結婚することになり(新郎)、披露宴に出席することになりました。披露宴、と言っても軽いものだから、と言われましたが、確認すると、上司やご家族もいらっしゃるとのこと。「気楽に来てよ。普段着でいいから」と言われましたが、「いやいや、ちゃんと着物着ていくよ」と言ったところ、「全然気合入れなくていいから」と言われました。引用元:発言小町 – 家族・友人・人間関係 | 披露宴に着物を着ていこうと思うのですが。

中には、自分が主役の立場だったら嫌だろうと考える人もいるようです。

結婚式に着物っていいんだろうけど、正直自分の式で参列者が着物着てきたら個人的には嫌やな。着物に馴染みがないから思うんだろうか 引用元:Twitter – @sansanmorimori

しかし昔からイメージされる通り、新郎新婦に喜ばれたという人もいます。

高校からの友人の結婚式に着物着ていこうかな、嫌かな、重いかな・・・と思いつつ冗談風に切り出してみたら喜んでくれて着付け室も借りられることになった!!!引用元:Twitter – @mikkun3990

人によってまたは結婚式のスタイル次第では、ゲストが着物を着ると大げさに感じられることがあるようです。

マナーの面から考えると結婚式に着物を着るのは正しい装いですが、主役である新郎新婦の意思を尊重するといいかもしれませんね。

浮く&悪目立ちする原因

結婚式で着物を着て浮く・悪目立ちするのは次のような原因が考えられます。

  • 年齢や立場に合わない着物を着ている
    (既婚者なのに振袖、友人なのに留袖など)
  • 柄が派手過ぎる
  • 装飾や髪飾りが派手過ぎる
  • 白や黒の着物
  • カジュアルなパーティだから

年齢や立場にふさわしくない着物を選ぶと、悪目立ちして周りを驚かせるだけでなく、「マナーを知らない」と新郎新婦の株を下げる可能性があるので注意しましょう。

帯揚げや帯締め・髪型も華美になり過ぎないよう配慮が必要です。

また披露宴というより1.5次会のようなカジュアルなパーティの場合、着物では格が高く周りや新郎新婦を恐縮させるかもしれません。

温度差がないように、事前に新郎新婦に「着物を着ようと思っている」旨を打診し、マナーを守った装いにすれば本人たちや両親にも喜ばれるでしょう。

【Q&A】結婚式の着物でよくある質問

引用元:pixabay

結婚式の着物には、ほかにも困りごとや不安の声が聞かれます。

それぞれの理由や答えを紹介するので、疑問を解決して自信を持って結婚式へ向かってください。

結婚式で母親が着物を着るのはなぜ?

結婚式で母親がなぜ着物を着るのかは、第一礼装で身だしなみを整えることで足を運んでくれたゲストへの敬意を表すためです。

父親も第一礼装であるモーニングスーツに身を包みますが、両親で和装と洋装が混在することにも違和感の原因があるかもしれませんね。

▼母親は留袖、父親はモーニングの理由

  • 昔は両親ともに和服だった
  • 教会式の増加により父親は洋装化が進んだ
  • 母親は結婚式での出番が少ない
  • 洋装の第一礼装(イブニングドレス)が普及しておらず着こなしも難しい

父親が洋装に変わったように、母親もイブニングドレスを着ても構いません。

しかし黒地でも裾の柄や帯で華やかさを演出しやすい留袖に対し、黒のイブニングドレスに華やかさを加えるのが意外と難しく、両家でも合わせづらいものです。

格式高さと豪華さを兼ね備えた着物なので、現在でも母親の衣装には黒留袖が選ばれていると考えられます。

30代未婚女性の着物は何がいい?

結婚式で30代の未婚女性が着物を着る場合、立場や年齢によって振袖・訪問着・色無地の中から選ぶといいでしょう。

▼30代未婚女性の着物の選び方

色留袖 振袖 訪問着 色無地
30代前半 親族
友人 ×
30代後半 親族
友人 ×

親族であれば色留袖か訪問着、友人であれば訪問着か一つ紋付の色無地がおすすめです。

マナーを守りつつ自分に似合う着物を探してくださいね。

男も着物で参列してOK?

結婚式に着物姿で参列する場合、男性も格に注意して衣裳を選びましょう。

着物の種類 着る人・注意点
黒紋付羽織袴 ・新郎、父親
・第一礼装のためゲストはNG
色紋付+羽織 ・親族、友人もOK
・一つ紋、三つ紋付きが〇(略礼服)
・必ず羽織を重ねる
・袴を履くとよりフォーマル
紋無しの着物 結婚式には不向き

「結婚式だから格式高い格好をしよう」と考えたとしても、黒の紋付は格が高すぎるので友人が着てはいけません。

反対に羽織なしで長着だけの着こなしは、洋装で考えるとジャケットを着ないワイシャツのみのスタイルと同格です。

よかれと思った着物姿が失礼にあたる恐れがあるので、正しい装いで結婚式に臨んでくださいね。

まとめ

結婚式で親族や友人がどのような着物を着るべきなのかを解説してきました。

  • 親族の既婚者は黒か色の留袖
  • 未婚親族は訪問着か振袖
  • 友人は既婚者なら訪問着か色無地
  • 未婚の友人は振袖か訪問着
  • 新婦より目立つほど華美なのはマナー違反
  • 男性ゲストは色紋付の羽織袴が◎

着物は種類により格が異なるので、正しく選ばなければマナー違反となりかねません。

自分の状況や年齢にふさわしい着物を選び、新郎新婦に配慮した色柄を選びましょう。

素敵な伝統衣装に身を包んで、目一杯のお祝いの気持ちを表してくださいね。

大切な着物を安心・安全に売りたいなら!

いらない着物や不用品を売りたいと思っても

・初めての着物売却だから大手に依頼したい
・着物以外にも、家の中の不用品を処分したい
・売却後の相談など、対応が良い業者に任せたい

こんなことは不安ではないでしょうか?

そんなあなたには、
実績豊富&顧客満足度の高いバイセルがピッタリ。

・累計買取実績3,700万点以上
・東証グロース上場企業&メディア掲載が多く認知度が高い
・買取ジャンルが幅広く着物以外の不用品も売却可能

など、バイセルは安心安全に売却ができる点が最大の強み。

買取品目ジャンルが幅広いため
シミやしわのある着物・家紋付きなど
他社に断られやすい条件でも売却できる可能性があります。

まずは査定だけでもOK!
24時間いつでも電話可能ですよ。

タイトルとURLをコピーしました