千円札の歴代人物は誰？【一覧】夏目漱石・伊藤博文の価値！レア番号も

普段から何気なく使っている千円札は今までに何度もデザインを変えています。

毎回様々な人物が肖像として登場していますが「千円札の歴代肖像は誰？」「夏目漱石や伊藤博文の千円札の価値は？」と気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では千円札の歴代人物を一覧で紹介し、レアなアルファベットや数字についても解説します。

あなたのお財布の中にある千円札に驚くべき価値が隠されているかもしれません。

この記事を参考にして宝探ししてみてくださいね。

【千円札の歴代人物一覧】誰がいつからいつまで？

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日本の千円札は1942年から現在まで発行されており、肖像人物は歴代6名存在します。

▼千円札歴代人物一覧

(参考元1)：Wikipedia-千円紙幣

以下で初代から最新の千円札まで、それぞれの人物と発行期間、現在価値について詳しく見ていきましょう。

日本武尊（ヤマトタケルノミコト）：甲号券

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初代千円札の日本武尊デザインは、1945年8月17日から1946年3月2日までに約810枚発行されました。

第二次世界大戦後のインフレ対策として発行されましたが、政府の「新円切り替え」に伴い、わずか半年足らずで通用停止になっています。

表面には日本武尊の肖像画と建部神社、裏面には彩紋と額面の「千圓」が大きく印字された時代を感じるデザインとなっています。

日本武尊の価値は？

日本武尊の千円札は発行枚数と流出期間が限定的だったため、非常に稀少価値が高い紙幣の一つとして知られます。

当時の時代背景からその多くが海外に流出しており、現存する日本武尊の千円札はコレクターたちからの人気も絶大です。

状態が良いものであれば10万円〜25万円程度で取引されることもありますが、状態が悪いものでも額面より高値が期待できできます。

聖徳太子（しょうとくたいし）：B号券

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千円札に聖徳太子が描かれていたことを知らない方も多いのではないでしょうか。

聖徳太子がデザインされたB号券は1950年1月7日から1965年1月4日まで発行され、通算28億万枚が流通したとされます。

裏面には法隆寺夢殿が描かれており、日本の歴史と文化を感じさせるデザインになっています。

聖徳太子が描かれた千円札から、現代でも使われる記番号「アルファベット1桁〜2桁＋数字6桁＋アルファベット1桁」が採用されました。

聖徳太子の価値は？

聖徳太子の千円札は発行枚数が多いため、一般的な状態のものでは額面通りの価値しかありません。

ただし、未使用品や状態が良いものは1,500～2,500円程度で取引されているほか、記番号がゾロ目など特定の条件を満たすものは数千円〜1万5千円程度の値が付く場合があります。

買取を検討する際は紙幣の状態や記番号をしっかり確認しましょう。

伊藤博文（いとうひろぶみ）：C号券

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千円札の中でも伊藤博文が描かれたものは今でも知名度が高く、1963年11月1日から1986年1月4日まで発行されました。

表面には伊藤博文の肖像画と額面が描かれ、裏面には日本銀行本店がデザインされています。

当時は聖徳太子柄の千円札で偽札が多く出回ったことが問題視されており、伊藤博文柄の新紙幣はドイツから最新鋭の印刷機を導入して偽造防止対策が行われました。

より精巧な印刷技術により表面は7色、裏面は4色という当時でもっとも鮮やかな紙幣として誕生しています。

伊藤博文の価値は？

千円札の中でも伊藤博文柄は発行枚数が多いため、一般的には額面の価値しかありません。

しかし未使用品や状態の良いもの、記番号がアルファベット1桁のものや前期（記番号が黒色のもの）は、数千円〜8千円の値段が付く場合があります。

ただし、記番号が青色の後期発行のものは価値が低い傾向にあります。

夏目漱石（なつめそうせき）：D号券

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いまでも時々目にする夏目漱石の千円札がいつから発行されていたか、気になる方も多いですよね。

夏目漱石の千円札は1984年11月1日から2007年4月2日まで発行されました。

これまで政治家や武人ばかりが描かれていましたが、この頃から文化人が採用されるようになります。

日本の近代文学を代表する作家である夏目漱石の肖像が描かれ、裏面には丹頂鶴が左右対称にデザインされました。

夏目漱石の価値は？

夏目漱石は歴代千円札の中でも突出して発行枚数が非常に多く、基本的には額面の価値しかありません。

しかし、未使用品や状態の良いもの、特に珍しい記番号のものは5千円～2万円程度のプレミア価格が付く可能性があります。

また、記番号の印刷色（黒色、青色、褐色、暗緑色）によってもやや価値が変わることでも知られています。

野口英世（のぐちひでよ）：E号券

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現在の千円札の先代に当たる野口英世（E号券）は、2004年11月1日から2024年7月3日まで発行されました。

細菌学者である野口英世の肖像が描かれ、裏面には富士山と桜の美しいデザインが施されています。

技術の進歩により精巧な偽札が多く出回るようになったため、深凹版印刷や潜像模様、パールインクやユーリオンなどの多くの偽造防止技術が詰め込まれた一枚です。

野口英世の価値は？

野口英世の千円札は現在も一般的に流通しているため、基本的には額面通りの価値しかありません。

しかし、未使用品や状態の良いもの、特に珍しい記番号のものは高いプレミアが付く可能性が十分にあります。

こちらも記番号の色（黒色、褐色、紺色）によっても価値がやや変動します。

北里柴三郎（きたさとしばさぶろう）：F号券

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現在流通している千円札の北里柴三郎（F号券）は、2024年7月3日から発行されている最新のお札です。

近代日本医学の父と呼ばれる北里柴三郎の肖像と、裏面に葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が大胆にデザインされています。

3Dホログラムを筆頭として高度な偽造防止技術がふんだんに取り入れられ、全ての人が使いやすいユニバーサルデザインが採用されています。

北里柴三郎の価値は？

北里柴三郎の千円札は発行されて間もないですが、レアな記番号であれば20万円以上の値段がついた事例もあります。

特に未使用品や状態の良いものは将来的に価値が上昇する可能性があります。

まだまだ新券が多く出回っている時期ですので、今のうちに珍しい記番号をコレクションすると良いでしょう。

千円札で価値が高いお札の特徴

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希少性が高い千円札でも、状態や条件によって査定結果は変わります。

紙幣全般で「特に価値が高い」と判断されやすいのは以下の特徴がある千円札です。

発行枚数も重要ながら、記番号の並び・エラー紙幣といったコレクター性が高い千円札に高値が付きやすい傾向にあります。

目にする機会がある夏目漱石・野口英世・北里柴三郎が描かれた千円札でも、額面以上の価値を持つことがあるのでお手持ちの千円札を確認してみましょう。

①未使用で状態が良好

折り目や使いこまれた跡が残る千円札は、特別な記番号やエラー紙幣であっても大幅に価値を落とします。

また日本武尊を除く他の千円札は発行枚数が非常に多く、特別な記番号でない限りは未使用品でも額面に近い価値しかありません。

額面以上の価値を得るためには、未使用品・美品であることを大前提としコレクター性という付加価値が必要です。

②エラー紙幣

千円札のエラー紙幣はデザインを問わずレアリティが高く、驚くような高値で取引されます。

特に近年は印刷技術の発展によりエラー紙幣が生まれにくい上に、国立印刷局では厳しい検品を行っています。

この関門をすり抜けてエラー紙幣が市中に出回ることは極めて珍しいことで、発行年代を問わずコレクター垂涎の一枚といえます。

代表的なエラー紙幣には以下のようなものが挙げられます。

もしお手元にこのような千円札があるなら、専門知識がある買取店や鑑定士に依頼して正確な価値を確認してもらいましょう。

③帯付き

千円札の帯付きのは未使用の証明になるため、近年発行のデザインでもプラス査定となる場合があります。

状態が良ければ今後プレミアが増すことが期待できるため、できるだけダメージを与えないように帯付きのまま保管することがお勧めです。

価値が高い千円札のアルファベット＆番号は？

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千円札には記番号という通し番号が付いており、レアなアルファベットと数字の組み合わせがあります。

以下のような特定の番号はコレクターに特に人気があり、高値で取引される場合があります。

他にもゾロ目（例：777777）や階段状（例：123456）、キリ番（例：100000）、サンドイッチ（例：100001）なども特別な価値があるといえます。

番号が色違いなのはレア？

千円札は発行時期によって記番号の色が異なりますが、色だけで価値を大きく左右することはありません。

例えば、夏目漱石の千円札では黒色、青色、褐色、暗緑色と変わっています。

記番号の色と数字でおおよその発行時期を予測できますが、前述したような特別な記番号以外の千円札には希少性は期待できません。

千円札を高く売る買取のポイント

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千円札を高く売る買取の重要なポイントは、状態維持と買取先の選定にポイントがあります。

千円札を高値で売るためには紙幣の状態を良好に保つことが大切です。

安易にオークション等に出品せず、専門業者に査定してもらうことで適正な価格で売却できます。

下記にて古銭の買取で高く売れる＆おすすめのお店をご紹介しているので参考にしてください。

⇒古銭買取おすすめ｜高く売れる＆売りたいお店5選

千円札を売るならバイセルがおすすめ！

引用元：バイセル公式-古銭買取

価値が気になる千円札を売るなら、累計買取実績3,700万点を誇る有名買取店バイセルがお勧めです。

幅広い品目を取り扱うバイセルは古銭買取にも力を入れているため、断られやすい千円札もしっかり査定・買取りをしてくれます。

バイセルさんに査定をお願いしたのですが、査定のやり方や対応も大変良かったと思いますよ。また何かあったら利用したいと思いますのてよろしくお願いしますね！引用元: ヒカカク-BUYSELL(バイセル)買取の381件の口コミ・評判・体験談

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まとめ

ここまで千円札に描かれたの歴代人物と価値、高価買取される特徴的な紙幣について解説しました。

千円札は単なる通貨ではなく日本の歴史や文化、技術の進歩を反映した貴重なお金です。

そんな歴史ある千円札には非常に高い価値を秘めている物があります。

あなたのお財布からも思わぬレアな一枚を発見できるかもしれませんね。