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着物の処分方法は?寄付や引き取り・捨て方は?迷う時の基準

着物買取

着物の処分

古くなってしまった着物や、もう着なくなってしまった着物は、いつの間にか押入れやクローゼットにしまったまま、どうしたらいいかわからない方も少なくはありません。

さらに、もし処分をするとなった際にはどう処分していいのかを知らない方もいるかもしれません。

今回は、押入れなどに眠っている着物の処分方法おすすめ5選や、寄付や引き取りができるのかなどをまとめてみました。

他にも、着物の処分に迷った際の判断基準もまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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着物の処分方法おすすめ5選


引用元:Pixabay

着物の処分方法はたくさんありますが、その中でもおすすめの処分方法があります。

今回は、古い着物の処分方法のおすすめを5つ、まとめてみました。

着物の処分方法では無料で寄付をすることもできますし、ゴミとしても処分ができます。

さらに、買取業者やリサイクルショップで引き取ってもらうことや、フリマ・オークションなどで出品し購入してもらうこともできます。

処分方法を悩んでいる方向けに、さらに詳しくそれぞれの方法をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

①無料で寄付する

自宅に眠っている着物が、そこまで汚れや傷みが無い状態である場合、無料で寄付をすることができます。

非営利団体であるNPO法人などでは、もう使わない着物や帯、着物と一緒に使う小物なども引き取ってくれるサービスがあり、引き取った後にリサイクルし使用しています。

着物の着付け教室などで活用することや、海外で日本文化に触れる活動を行っている団体に改めて寄付するなどの活動もしているので、積極的に寄付をしてみることがおすすめです。

  • 傷みや汚れが少ない着物がある場合は寄付もおすすめ
  • NPO法人に寄付すれば着付け教室などでリサイクルしてくれる
  • 海外への寄付も行っている

基本的には無料で回収を行っていますが、NPO法人に送る配送費用などは持ち主の負担となることもあるので、注意が必要です。

まずは、ホームページなどに電話やメールをしてみることが大切です。

②買取業者に引き取りしてもらう

着物や帯、小物などは買い取りを行っている店舗があるので、そこで引き取ってもらう方法もあります。

実際に店舗に行って査定をしてもらうこともできますが、忙しくてなかなか行けない方や、遠方に住んでいる方向けに出張買取を行っている店舗を利用することもできます。

安くても良いから買い取ってもらいたいという方には特におすすめの方法です。

  • 着物に詳しいスタッフが査定してくれる
  • 傷みや汚れがあっても売れる可能性がある
  • 店舗に行けなくても出張で買い取ってくれるサービスもある

着物によっては、有名な作家が作成したものだと購入したときの金額を上回ることもあるため、もし気になっている方は買取業者に引き取ってもらうことも検討してみてください。

どんな風に買い取ってくれるかはそれぞれ違うので、まずはホームページの情報を見てみてくださいね。

③リサイクルショップに持ち込みする

自宅に眠っている着物や帯は、リサイクルショップに持ち込みをすることもできます。

リサイクルショップによっては、引き取ってくれるかどうかは違いますが、ほとんどのリサイクルショップでは着物を引き取ってくれる可能性が多いです。

リサイクルショップに持ち込んだ着物などは、店頭に置かれ新しい持ち主の元へ旅立ち、そこで大切にしてもらえることが多いので、思い出がたくさんある方に特におすすめです。

  • 店舗での買取だけではなく、「出張買取」や「宅配買取」もある
  • 誰でも簡単・気軽に利用することができる
  • 新しい誰かに大切にしてもらえる品が多い

しかし、メリットの多いリサイクルショップでの買取ですが、専門の査定を行ってくれるスタッフがいないことがほとんどのため、適正価格での買取はしてくれないことが多いので注意が必要です。

多数のショップに見てもらい金額を比較することもできますので、安心してくださいね。

④フリマ・オークションに出品する

メルカリなどのフリマアプリや、楽天市場などのオークションでも着物や帯を販売することができます。

特に、買い手の希望する柄や種類などがあれば、出品されている着物は普通に買い取ってもらうよりも高値が付くことが多くなっています。

できるだけ高値で買い取ってもらいたいと考えている方は、自分が普段から使用しているフリマやオークションで出品することがおすすめです。

  • 手軽に着物を出品しやすい
  • 買い手の需要にあえば高値が付きやすい
  • 匿名・住所を記載しない配送もできる

匿名で出品や配送ができるフリマやオークションですが、その匿名性で詐欺があったりもするので、出品し購入してもらう際には注意して対応することが重要です。

品物を送ってもお金が振り込まれなかったという話もよくありますので、フリマやオークションで出品する場合は購入された後のことも対応できるようにしましょう。

汚れや傷みがある場合は値段が下がる可能性もあるので、出品するときはしっかりと確認しましょう。

⑤ゴミとして捨てる

もう着なくなった着物で傷みや汚れが目立つ場合は、引き取りや買取業者にも断られてしまうこともあります。

変色してしまったり、傷みで着物が裂けてしまっていたりと修復が不可能な状態のものは、各市区町村の自治体ルールに従ってゴミとして出すこともおすすめです。

着物がどのゴミとして捨てればいいのかは、自治体のゴミ出し表などに記載されているか、分からない場合はゴミ処理場に持って行けば処分してもらえます。

  • 可燃ゴミ、または資源ゴミ、古布として扱われる
  • ゴミ処理場に直接持って行くことも可能
  • 本当に処分して良いのかを考えてからゴミとして捨てる

しかし、汚れているからといって絶対に売れないというわけではないので、まずは査定をしてもらって金額を確認し、10,000円以下の安い着物だけをゴミとして処分した方がいいかもしれません。

汚れているから売れないと思っていたら、実は高値で売ることができた…ということもあるので、注意しましょうね。

また、中には着物の処分と同時に遺品整理も終わらせたい方も多いでしょう。

遺品整理のコツや最適な時期は下記記事で紹介されていますので、ぜひ参考にして下さい。

→遺品整理するためのコツとは?要らない物の処分方法も紹介|みんなが選んだ終活 

→遺品整理を始めるのに最適な時期とは?|公益社

着物の処分で迷う時の判断基準は?


引用元:Pixabay

自宅にある着物を処分するか迷う時、まだ使えるものなのか、また今すぐに捨てるべき着物なのかが判断できないという方も少なくはありません。

どういった着物なら再利用すべきなのか、それとも捨てても良いものなのか、その判断基準をまとめてみました。

再利用すべき着物
  • 思い入れがあるもの
  • 購入したばかりのもの
  • そこまで汚れや傷みが目立たないもの
  • 素材が高級なもの
  • 誰かに譲れそうなもの
  • 柄などが新しいもの
捨てるべき着物
  • 着物に傷みや汚れがある
  • 着物についた臭いがキツい
  • 絹で作られたものじゃない
  • サイズが自分と合っていない
  • 1年以上タンスから出していない
  • とにかく古いもの

あまりにも傷みや汚れが酷い場合は、どうしても捨てることを考えなければなりません。

しかし、傷んでいたとしてもゴミとして捨てることはなく、買取業者に引き取ってもらえばお金になるので、もし処分に困っているけれどどうしていいか分からない場合は、買取業者に相談がおすすめです。

そこまで傷みなどがない着物の場合は、クリーニングなどを行って綺麗にしてから再度着てもいいですし、何かを作ることが好きな方は小物入れなどを作ってリサイクルするのもおすすめです。

カビが生えたら捨てるべき?

タンスにしまっておいた着物を出してみたら、いろいろな場所にカビが生えてしまっていた、ということも少なくありません。

着物は湿気に弱いため、どんなに丁寧に扱っていても、いつの間にかカビが生えてしまうことが多く、そんな着物を捨ててしまうしかないと考えている方もいます。

しかし、たとえタンスや押入れから出した着物にカビが生えているからといって処分してしまうのは、あまりおすすめしません

  • もう一度使いたい時はクリーニングに出す
  • カビの状態が酷くなければ買取業者に査定してもらう

カビが生えている着物でも、まだ使えることやお金になる可能性は高いため、カビの生えた着物の処分に困った場合は買取業者に査定をしてもらうのがおすすめです。

自分でクリーニングをするのが不安な場合は、そのまま買取業者に見てもらう方が価値を下げずに済みますよ。

着物の正しい捨て方


引用元:Pixabay

自宅に眠っている着物を自宅近辺のゴミ収集日に処分するときは、各自治体によっていろいろな捨て方があり、自分にあった方法で捨てるようにしなければいけません。

さらに、着物の状態によっては捨て方にも種類があり、汚れや傷み具合によってはそれぞれの自治体によってルールも異なります。

着物・帯・足袋・反物 可燃ゴミで捨てる・小さく切る自治体もある
帯留め・かんざし・ピン ガラスや陶器は不燃ゴミ・プラは可燃ゴミ
和装バッグ 可燃ゴミで捨てる・細かく分解する
草履・下駄 可燃ゴミで捨てる・分解する自治体もある

自治体におけるゴミルールがあり、着物の状態によっては細かく切り刻んでから捨てなければならなかったり、小さく折り畳んでまとめてから捨てなければならない場所もあります。

もし買取業者でも売れなかった場合は、自分で捨て方を決めて、自治体のルールに沿ってしっかりと処分をするようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

着物の処分方法についてまとめてきましたが、自身の身内が着ていたものだったり、購入して気に入っている思い入れの強い着物を処分するのは、どうしても躊躇してしまうかもしれません。

  • 処分するときは買取業者に引き取ってもらうのを検討する
  • 思い入れが強い着物や、買取が難しい着物は寄付や譲渡を検討する
  • 捨てる場合は自治体のルールに沿って捨てるようにする

着物の状態によって処分する方法は違うため、自宅に眠っている着物を処分するときは汚れや傷みがないかを確認するなど、自分にあうやり方で対応するように心がけてくださいね。

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