入園式や卒業式という子どもの晴れ舞台では、母親も父親もどんな服装で出席するか悩んでしまいますよね。
特に父親は、「スーツ以外ってあり?」「ノーネクタイって大丈夫?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、入園式・卒業式に父親がスーツ以外の服装で出席してもいいのか、また父親のカジュアルな服装のポイントについて解説します。
▼この記事に書いていること
卒園式の服装は、父親はユニクロでも大丈夫なのかもご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
入園式や卒園式に父親がスーツ以外で出席するのはNG?
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入園式や卒園式は、子どもの人生における大切な節目ですが、父親の服装はスーツ以外でも大丈夫なのでしょうか。
結論から言うと、スーツ以外で入園式や卒園式に出席することは、必ずしもNGではありません。
ただし、場を乱さない程度のマナーを守ることが大切です。
近年は、フォーマルな場でもカジュアルな要素を取り入れる「スマートカジュアル」が注目されています。
保育園や幼稚園の雰囲気、保護者の服装などを考慮し、清潔感と上品さを保った服装であれば、スーツ以外の選択肢も検討できますよ。
スーツ以外でもOKな場合も、ジーンズやTシャツといったカジュアルすぎる服装は避け、周囲に配慮した着こなしを心がけましょう。
スーツ以外ならジャケパンがおすすめ
卒園式にカジュアルになりすぎない服装で、父親がきちんとした印象を与えたいなら、ジャケパンスタイルがおすすめです。
ジャケパンとは、ジャケットとパンツを別々に組み合わせたスタイルのこと。
ジャケットはテーラードジャケットを選び、パンツはチノパンやスラックスなどを合わせましょう。
靴は革靴を選び、靴下はダークカラーのものを合わせると、よりフォーマルな印象になります。
さらに、ネクタイは落ち着いた色合いのものを合わせて、上品なコーディネートを目指してくださいね。
派手すぎる色や柄のネクタイは避けるようにしましょう。素材は、シルクやウールなど、上品な素材を選ぶとよりフォーマル感が増します。
卒業式の父親の服装でノーネクタイは大丈夫?
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卒業式では、入園式以上にフォーマルな雰囲気を好む保護者が多い傾向があります。
ノーネクタイは、カジュアルな印象を与えかねないため、避けた方が無難です。
特に、小学校や中学校の卒業式では、先生方や来賓の方がネクタイを着用していることが多いので、父親だけがノーネクタイだと場違いな印象を与えてしまう可能性があります。
保育園や幼稚園の卒園式では比較的カジュアルな服装の保護者も多い傾向にありますが、写真撮影がある場合は、後々後悔しないためにもネクタイを着用した方がいいでしょう。
ほかにも、卒業式の父親の服装について、以下のように悩む方が多くいます。
礼服の着用はどうなのでしょうか。詳しく見てみましょう。
礼服の着用はNG?
卒業式の服装で父親が礼服(モーニングコートなど)を着用するのはNGです。
礼服は、結婚式や葬儀など、特別な場でのフォーマルウェアです。
卒業式はお祝い事ではありますが、礼服を着るほどフォーマルな場ではありません。
礼服を着てしまうと、場違いで目立ってしまう可能性があります。
卒業式はスーツやジャケパンにネクタイを着用する程度のフォーマルスタイルがいいですね。
セーターの着用はダメ?
卒業式では、セーター単体での着用は避けるべきです。
セーターは、カジュアルな印象が強いため、フォーマルな卒業式にはふさわしくありません。
卒業式の服装で父親がセーターを着たいときは、ジャケットを羽織ることで、フォーマル感を出すことができます。
しかし、やはりセーター自体が目立ってしまうため、セーターは着ずにシャツの上からジャケットを着用することをおすすめします。
セーターの素材や色にもよりますが、基本的にセーターはカジュアルなアイテムです。フォーマルな場面では、清潔感と上品さを演出するシャツを着用することをおすすめします。
ストライプやチェックの柄物スーツはどう?
ストライプやチェック柄のスーツは、デザインによっては卒業式でも着用可能です。
ただし、派手すぎず、落ち着いた色合いの柄物を選んでくださいね。
入園式や卒業式の服装で父親がストライプ柄を着るなら、細めのストライプを選ぶのがおすすめです。
ストライプ柄でもチェック柄でも、控えめな柄を選ぶとフォーマルな場でも違和感なく着こなせます。
柄物は無地のスーツよりもカジュアルな印象になりやすいので、園や学校の雰囲気に合わせて選択しましょう。
入園式・卒園式の父親の服装!カジュアルな服装のポイント
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入園式や卒園式の服装で父親がカジュアルな服装をする場合、以下のポイントに注意しましょう。
カジュアルな服装のポイントを押さえて、適切な服装で入園式・卒園式に臨みましょう。
①派手な色は避ける
派手な色の服はどうしても目立ってしまい、フォーマルな場には向きません。
落ち着いた色合いの服を選び、上品で清潔感のある印象を心がけましょう。
具体的には、ネイビー、グレー、ベージュ、ブラウンなどがおすすめです。
これらの色はフォーマルな場にも適しており、さまざまなアイテムと合わせやすいので、着回しもしやすいですよ。
②服以外の身だしなみにも注意
お祝いの場に出席するときは、服だけでなく、髪型や髭、爪など、身だしなみ全体に気を配りましょう。
清潔感があるかどうかが、第一印象を大きく左右します。
髪型は清潔感のあるスタイルにし、髭はきちんと剃ってくださいね。
香水は控えめにするか、つけない方がいいでしょう。
③アクセサリーや小物は控えめに
アクセサリーや小物は、卒園式などでは必要以上につけすぎない方が無難です。
卒園式の服装で父親がアクセサリー類をつけるなら、シンプルな時計や結婚指輪、ポケットチーフなど、最低限のものに留めておくといいですね。
派手なアクセサリーはフォーマルな場では避けましょう。
卒園式で父親の服装でおしゃれなコーデ3選
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ここでは、卒園式の服装にふさわしい、おしゃれな父親のコーデを3パターンご紹介します。
下記のおしゃれなコーデを参考に、素敵なコーディネートを考えてみてくださいね。
ネイビースーツ×グレーネクタイ
入園式のスーツに定番のネイビーを選び、グレーのネクタイを合わせるという父親コーデは、上品な印象を与えられておすすめです。
同じジャケットを着ていても、ネクタイの色を変えるだけで印象が大きく変わるので、いくつかネクタイを用意しておくと便利ですよ。
同じ系統の色のネクタイを選ぶと、統一感が出ますね。
ハイネック×ダークトーン
ハイネックニットにダークトーンのジャケットとパンツを合わせたコーデは、上品でスタイリッシュな印象を与えられます。
ただし、セーターの素材や色によっては、カジュアルな印象を与えてしまう可能性があるので注意しましょう。
ハイネックニットは、ホワイトやグレーなどジャケットに合うカラーを選びましょう。
白パンツ×ジャケットスタイル
白のパンツにジャケットを合わせたコーデは、爽やかで清潔感のある印象を与えられます。
ただし、白パンツは汚れが目立ちやすいので、汚れているものを履くとかえって不潔だと思われてしまうことも…。
出席する前にしっかり汚れを確認し、清潔な状態で着用してくださいね。
卒園式や入学式の父親の服装がユニクロでも大丈夫?
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卒園式の服装は、父親も母親もユニクロのアイテムを着用してOKです。
ユニクロなどのプチプラアイテムも、適切に組み合わせれば卒園式や入学式にぴったりな服装になりますよ。
ただし、ユニクロの服全てがフォーマルな場に向いているわけではありません。
入学式でパパがユニクロを着る場合は、素材やデザインをよく確認し、上品さを重視して選びましょう。
まとめ
入園式・卒業式の父親の服装は、必ずしもスーツである必要はありませんが、場をわきまえた服装が大切です。
スーツ以外を選ぶ場合は、ジャケパンスタイルがおすすめですよ。
ノーネクタイも状況次第ですが、フォーマルな雰囲気を好む場では避けた方がいいでしょう。
大切なのは、清潔感と上品さを保つことです。
この記事を参考に、素敵な服装で子どもの晴れ舞台を祝福しましょう。